お役立ち情報（コラム）

なぜフォームが悪くなるかというと大きく分けて３つ原因があります。

１つ目は関節の可動域です。練習を続けていくと筋肉も硬くなり可動域もどんどん悪くなっていきます。悪くなった可動域のまま投球動作をすると必ずどこかに負担がかかってきます。投球動作は全身運動のため股関節の可動域が悪くて肘に痛みが出ることもあります。ストレッチをしなさいと言われるのはそういう理由があるのです。

２つ目は筋力です。治療をしていて良く聞くのが、コーチにもっと肘を上げろと言われるけど自分では上げているつもりですというのをよく聞きます。これは選手の意識の問題ではなく筋力不足の可能性が高いです。筋力が足りていないとどれだけ頑張って肘を上げようとしても上がりません。適切なトレーニングを行うことで自然と肘が上がっていきます。

３つ目は正しいフォームを自分の中でイメージできていないことです。これは小中学生に多く投球動作がどういう動きなのかをわかっていないことが問題になります。この場合プロ野球などを見る時間を増やしイメージを沸かせることが重要になってきます。自分の好きな選手の真似をすることから始めてみましょう。ただプロだからできている動きもあるのでそこは注意が必要です。

この３つのように投球フォームが悪くなるには何かしら原因が必ずあります。悪いフォームのまま投げていると痛みにつながります。コーチにいろいろ指摘されるけど全然治らないという方は一度ご相談ください！！